SECRET MEDICINE
AIの基礎

プロンプトの書き方|AIに伝わる指示のコツと社内テンプレ化

2026.07.24 読了 約6分 プロンプト 書き方 生成AI テンプレート 更新 2026.10.17
AI活用について語る弊社代表伝え方で、答えが変わる
この記事は、吉村 貴成(代表取締役)ほか現場スタッフの知見をもとに作成しています。介護・医療の現場を運営する当事者の視点を反映しています。

「同じChatGPTなのに、あの人が使うと良い答えが返ってくる」。その差の多くは、指示(プロンプト)の書き方にあります。プロンプトとは、AIへの指示文のことです。長く書く必要はありません。「役割・目的・前提・出力形式・具体例」の5つの型を押さえるだけで、答えの質は大きく変わります。特別な知識も専用ツールも要らず、明日から実務で使えます。現場で非エンジニアがAIを内製してきた私たちが、伝わるプロンプトの型と、社内でそろえるテンプレ化のコツをまとめます。

プロンプトとは、生成AIに渡す指示文のことです。AIから狙った答えを引き出すには、役割や目的、前提、出力形式、具体例といった型を押さえて指示を出すことが重要になります。一度で完璧を目指さず対話を通じて修正を重ねるのがコツであり、基本の型を押さえるだけで回答の質は大きく変化します。さらに、良い指示文を穴埋め式のテンプレートとして社内で共有すれば、誰でも安定した結果を出せるようになります。

プロンプトとは(なぜ書き方で変わるのか)

プロンプトとは、生成AIに渡す指示文のことです。AIは、渡された文章から「何を求められているか」を推測して答えます。つまり、こちらの前提や狙いが伝わっていなければ、AIは一般的で当たり障りのない答えを返すしかありません。逆に、要点を的確に渡せば、狙いに近い答えが返ってきます。

伝わるプロンプト5つの型

この5つを意識するだけで、答えの質は安定します。全部を毎回書く必要はなく、業務に応じて必要なものを入れます。

型書くこと(例)
① 役割「あなたは介護事業所の事務担当です」など、立場を与える
② 目的「求人票のたたき台を作りたい」など、何のためかを示す
③ 前提・情報対象読者・条件・材料になる情報を渡す
④ 出力形式「表で」「400字で」「箇条書き5つ」など、形を指定する

そして5つ目が⑤ 具体例(お手本)です。望ましい出力の見本を1〜2個見せると、文体や粒度が安定します。社内の良い文章をお手本に渡すと、自社らしいトーンをまねてくれます。

セミナーで登壇し説明する弊社代表
役割・目的・前提・出力形式・具体例。この5つを渡すだけで答えは安定する

失敗例と、その直し方

ありがちな失敗は、どれも5つの型で直せます。

「うまくいかない」の多くは、AIの性能ではなく、伝えるべき情報が抜けていることが原因です。足りない型を一つずつ足すと、狙いに近づきます。

対話で仕上げるコツ

プロンプトは一度で完璧にしようとしないほうが、結局は早く仕上がります。

この「出させて直す」対話は、社内にAIを根づかせる第一歩でもあります。定着の進め方はChatGPTを社内で定着させる方法にまとめています。

社内研修でAIの使い方を学ぶ様子
一度で完成させず、対話で直す。良かった指示は残して使い回す

社内でそろえる(テンプレ化)

個人の工夫にとどめず、テンプレートとして共有すると、会社全体で効いてきます。

テンプレ化は、AIを「一部の得意な人の道具」から「全員の道具」に変えます。研修とあわせて進めると定着が早く、進め方は社員向けAI研修の進め方やAIエージェントとは?業務を"自走"させる仕組みもご覧ください。

よくある質問

プロンプトは長く書くほど良いのですか?

長さより中身です。役割・目的・前提・出力形式がそろっていれば、短くても伝わります。逆に、要点が抜けたまま長く書くと、かえって曖昧になります。まず5つの型を満たすことを優先してください。

思った答えが返ってこないときはどうすればいいですか?

一度で完成させようとせず、返ってきた答えに対して「もっと短く」「表にして」「この観点を追加して」と対話で直していくのが早道です。何が足りなかったかを一つずつ足すと、狙いに近づきます。

具体例(お手本)は入れたほうがよいですか?

はい。望ましい出力の見本を1〜2個見せると、形式や文体が安定します。社内の良い文章をお手本として渡すと、自社らしいトーンをまねてくれます。

社内でプロンプトをそろえるにはどうすればいいですか?

よく使う業務ごとに、穴埋め式のテンプレートを用意して共有するのが効果的です。誰が使っても一定の品質になり、教育コストも下がります。個人の工夫を持ち寄って育てていくとよいでしょう。

プロンプトの整備やAI活用を相談できますか?

はい。現場でAIを内製してきた立場で、御社の業務に合わせたプロンプトのテンプレ化と、社員が使いこなすための研修までご相談いただけます。LINE・電話・30分無料相談でどうぞ。

この記事のまとめ

「うちは何から自動化すべき?」を、無料で診断。

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