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経営 × AI

介護職員のリスキリング|AI研修を助成金で行う現場目線の進め方

2026.07.22 読了 約6分 介護職員 リスキリング AI研修 助成金 更新 2026.10.17
介護職員がタブレットでAIを使った記録研修を受けている様子現場の学びに、助成
この記事は、吉村 貴成(代表取締役)ほか現場スタッフの知見をもとに作成しています。介護・医療の現場を運営する当事者の視点を反映しています。

介護職員のリスキリングとは、介護の専門性に加えて、AI・デジタルを日常業務で使いこなす力を職員が身につけ直すことです。2040年度には約69万人の介護人材が不足すると推計されており、「人を増やす」だけでは現場は守れません。私たちは大阪・八尾で施設と訪問介護・訪問看護を運営し、非エンジニアの職員がAIで記録や日報を回すところまで定着させてきました。何を学ばせるか、費用をどう抑えるか(助成金)、どう定着させるかを現場目線でまとめます。

介護職員のリスキリングとは、介護の専門性を土台にしながら、AI・デジタルを日常業務で使いこなす力を職員が身につけ直す取り組みです。厚生労働省の公表資料では2040年度に約69万人の介護人材が不足すると推計されており、人員を増やす方法だけに頼らず、間接業務を効率化してケアの時間を確保する学び直しが重要になります。

なぜ介護現場にリスキリングか

介護の仕事のうち「直接ケア以外」の時間を減らすためです。記録・申し送り・シフト調整・請求準備。この間接業務をAIとデジタルで軽くできれば、同じ人数でもケアの時間と余裕が増えます。処遇改善やテクノロジー導入の加算・補助も、現場が使いこなせて初めて意味を持ちます。

介護現場でインカムやスマホを使い勤務の連携をとるスタッフ
介護現場でインカムやスマホを使い勤務の連携をとるスタッフ

介護職員が学ぶべき3つのスキル

「介護職員にプログラミング」は要りません。現場で効くのは次の3つです。

スキル中身現場での効果
① AIへの頼み方記録の下書き・文書の要約を生成AIに指示する基本記録・報告書の作成時間が短くなる
② 記録の型事実と評価を分けて短く書く型、デジタル記録の入力習慣申し送り・監査対応が楽になる
③ 数字を読む力稼働率・人件費率など、自分の業務と経営がつながる数字の見方リーダー層の判断が速くなる

特にリーダー・管理者候補には③が効きます。私たちは施設長が毎日、売上と人件費率を見られる仕組みを内製していますが、数字を「読める」人がいて初めて機能します。

研修室で行われた職員向け勉強会の実際の様子
弊社が行った職員向け勉強会(実写)。自分の業務を教材にすると習得が速い

費用は助成金で抑えられる

外部のAI研修・デジタル講座を使う場合、厚生労働省の人材開発支援助成金(事業展開等リスキリング支援コース)が使えます。介護事業所も雇用保険適用事業所であれば対象になり得ます。

制度の詳細な使い方・申請の流れはリスキリング助成金でAI研修(人材開発支援助成金の使い方)にまとめました。機器・ソフト側の補助は介護テクノロジー導入支援事業が対応します。人と道具、両方に支援がある状態です。4制度の全体地図は介護事業所が使えるAI・ICT補助金まとめ2026をご覧ください。

研修の受講費の資料と電卓を並べた机
研修の受講費の資料と電卓を並べた机(AIで生成したイメージです)

自社の実例:非エンジニアの現場が変わるまで

私たちの職員は介護職・看護職が中心で、エンジニアはいません。それでも、記録の下書き・施設長の日報・訪問のルート組みなどをAIで回せるようになりました。進め方は一貫して同じです。

一度に全部を教えようとした時期もありましたが、定着しませんでした。「1業務ずつ、道具と研修をセットで」が、遠回りに見えて最短です。

介護職員がスマートフォンで記録の下書きをAIに任せるイメージ
最初の一歩は「記録の下書き」。翌日から使える業務に絞って教える

研修で終わらせない定着のコツ

事業所で記録の運用を相談する様子
事業所で記録の運用を相談する様子

よくある質問

パソコンが苦手な職員でも大丈夫ですか?

大丈夫です。スマホの入力ができれば始められる形に業務側を設計するのがコツで、私たちの現場も「話す・貼る・確認する」だけの型から始めました。

研修時間中の給料はどうなりますか?

就業時間内の研修は賃金の支払いが必要ですが、助成金の賃金助成(中小1時間1,000円)で負担を抑えられます。勤務表への組み込み方が実務の鍵です。(2026-09-07 時点の情報。制度・統計の出典:介護労働安定センター)

何時間くらいの研修が必要ですか?

助成金の対象になるには一定時間以上の訓練など要件があります。詳細は年度で変わるため、管轄の労働局か社会保険労務士にご確認ください。

外部講座と社内勉強会、どちらがいいですか?

基礎は外部講座、定着は社内勉強会という組み合わせが目安です。自社の記録様式・業務を教材にできるのは社内側の強みです。

介護のAI研修を相談できますか?

はい。介護・看護の現場でAIを定着させてきた立場で、「何を学ばせるか」の設計からご相談いただけます。LINE・電話でどうぞ。

この記事のまとめ

「うちの業務はどこをAI化できる?」を、無料で診断。

関連会社の介護・医療の現場とともにAIを内製してきた私たちが、御社の業務のどこをAI化できるかをご提案します。30秒の無料AI診断か、LINEでお気軽に。

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私たちは関連会社の介護・医療の現場とともに、AIで業務を内製してきた会社です。同じ変化を御社に持ち込みます。

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