振込名義が契約者と違う家賃とは、親・配偶者・勤め先の会社(社宅)・保証会社などが、入居者の代わりに振り込んだ家賃のことです。消込では、振込名義を照らし合わせの手掛かりとして台帳に残し、親の継続払いなどは次の月の照合に使います。保証会社や法人のまとめ払いは、名義だけで当てず、金額と対象の契約の内訳を確かめてから消し込みます。
名義の違う入金は、1件ずつは小さな確認でも、毎月同じ確認をくり返すと時間がかかります。運営会社の自社の管理でも、同じ名義の確認を毎月していました。ここでは、1回確かめたら次から迷わない形をまとめます。
名義が違う入金の5つの型
| 型 | 例 | 当て方 |
|---|---|---|
| 家族 | 親・配偶者の名前で振込 | 入居者に一度確かめ、名義を台帳に残す |
| 会社(社宅) | 勤め先の会社名で、複数の部屋をまとめて | 会社の支払いの明細で、部屋ごとに分ける |
| 保証会社 | 保証会社の名前で、複数の契約をまとめて | 保証会社の明細で、契約と月ごとに分ける |
| 書き間違い・省略 | カナの一部だけ、旧姓 | 金額と日付で候補を出し、確かめてから当てる |
| 手数料の差し引き | 振込手数料を引いて振込 | 足りない分をどう扱うかを契約と社内の決まりで |

名義を台帳に残す
一度確かめた名義は、入居者の台帳に「振込名義:○○(父)」のように残しておきます。次の月は、同じ名義と同じ金額の入金を、その契約の候補として出せます。
- カナは全角・半角、小さい文字(ャ・ッ)、「カ)」などの会社の略号をそろえてくらべる
- 入居の申し込みのときに「家賃を振り込む人の名前」を書いてもらうと、最初の月から迷わない
- 名義の記録はあとから直せるようにしておく(間違って覚えた名義を消せるように)
まとめ払いは内訳を見てから
保証会社や社宅の会社からのまとめ払いは、同じ名義で毎月違う部屋の分が入ることがあります。名義だけで当てると、別の部屋の家賃が入金済みになり、払っていない人に督促が届かない、払った人に督促が届く、という事故になります。
保証会社や会社から届く明細(どの契約の何月分か)を見て、契約ごとに分けて当ててください。明細が届かないときは、届くまで仮受金にしておきます。

足りない入金・多い入金
- 足りない(一部だけの入金):入った分だけ当て、不足は未収として残す。翌月分と一緒に案内する場合も、不足の対象月と金額は分ける。保証会社付きの契約は、入居者に督促する前に、保証委託契約の報告・代わりの支払いの流れを確かめる
- 振込手数料を引いた入金:足りない分を入居者に残すか、会社かオーナーで持つかを、契約と社内の決まりで先に決めておく
- 多い入金(翌月分の前払い・二重の振込):多い分は当月の送金に混ぜない。前払いか二重の振込かは支払者に確かめてから対象月を付ける。返金するときは、返金先の口座を契約者の申告だけで決めない。送金の時期は管理受託契約の定めに従う
OWNER LINK の入金・消込(名義を覚えて次の月の候補にする・まとめ払いを分ける・多い分を仮受金にする)は開発中です。2026年10月時点では使えません。
よくある質問
親が振り込んでいる場合、契約者を親に変える必要がありますか?
変える必要はありません。だれが払うかと、だれが契約者かは別です。振込名義を台帳に残しておけば、消込では迷いません。
保証会社の明細が来るまで、督促は止めますか?
保証会社が代わりに払う取り決めの契約は、明細で確かめるまで仮受金にし、入居者への督促は保証委託契約の流れに沿って行います。保証会社との取り決めは契約ごとに違うので、契約書で確かめてください。
名義が全く分からない入金はどうしますか?
仮受金にして送金に混ぜず、金額と日付が合う請求の入居者に確かめるか、銀行に照会します。分かったら名義を台帳に残します。
- 確かめた振込名義は台帳に残し、次の月の照合に使う
- 保証会社・社宅のまとめ払いは、明細の内訳で契約ごとに分ける
- 不足は未収で追い、多い分は確かめるまで送金に混ぜない
名義の違う入金の扱いを、今の台帳に合わせてご提案します
架空のデータの画面でご案内します。通帳の画像など、入居者さまの情報が入ったものは送らないでください。



