公式LINEでの入居者対応とは、管理会社のLINE公式アカウントで、入居者からの問い合わせや連絡を受けることです。公式LINEの友だち追加は、だれでもできます。そこでLINEを契約と結びつけて、家賃や契約の情報をやりとりする前に、管理会社が台帳と照らして本人を確かめ(承認し)、急ぎの連絡は電話へつなぐことが大事な点です。LINEは窓口を増やすためのもので、必須にはしません。
入居者の電話を減らしたい会社さまへ
月にどれくらい問い合わせの電話があるか、どんな内容が多いかを教えてください。LINEで答えられる範囲をご一緒に決めます。
※この記事の画面の機能は開発中です(2026年10月時点では使えません)。いま使える台帳・書類の保管の範囲で、今のやり方をご相談ください。
入居者の多くは、電話よりLINEのほうが気軽に連絡できます。一方で、管理会社にとっては、だれからの連絡か分からない・急ぎの連絡に気づかない、という心配があります。ここでは、始める前に決めておくことをまとめます。
始める前に決める5つのこと
| 決めること | 例 |
|---|---|
| 受け付ける内容(承認の前) | 設備の使い方・ゴミの日・修理の依頼 |
| 承認のあと | 家賃の確認・契約・退去の手続き |
| 受け付けない内容 | 暗証番号やカード番号の確認、振込先の変更の連絡(LINEだけでは伝えない) |
| 急ぎの連絡 | 水漏れ・火事・鍵の紛失は電話番号を案内し、担当者にすぐ知らせる |
| 返事の時間 | 営業時間内に返す、時間外は翌営業日に返す、と最初に伝える |
| 送れる数と費用 | 公式LINEは月に送れる数と料金のプランがあるので、LINEヤフーの公開資料で確かめる |

本人を確かめてから、契約の話をする
友だち追加はだれでもできるので、LINEの名前だけでは、だれからの連絡か分かりません。家賃・契約・退去など、個人の情報が関わる話をLINEでする前に、次のように本人を確かめます。
- 入居者が「物件名・部屋番号・お名前・生年月日(法人は会社名・担当者・メール)」を送る
- 管理会社が台帳と照らして、合っていれば承認する。迷うときは、台帳の電話番号へ電話して確かめる
- 承認のあとに、本人の確認・詐欺への注意・AIで答えることがある旨を読んでもらい、同意をもらう
入力の前に、何のために名前や生年月日を聞くのか(使い道)を伝えておきます。

急ぎの連絡は電話へ
LINEのメッセージは、担当者がすぐに見るとは限りません。入居のしおりとLINEの最初のメッセージに、水漏れ・鍵の紛失のときの電話番号を先に書いておき、急ぎのときはLINEの返事を待たずに電話してもらいます。火事・救急は119番です。急ぎの言葉に自動の返事で電話番号を案内する形にしても、言葉の自動の見分けだけに頼りません。
AIで答える範囲
ゴミの日や設備の使い方のように、答えが決まっている質問は、管理会社のマニュアルをもとにAIが最初の返事をすることができます。次のことは、AIに任せません。
- 家賃の金額・滞納・契約の解除など、お金と契約の判断
- 原状回復の負担など、入居者とオーナーの間で確かめることの判断
- 名前など個人の情報や写真(AIに渡すのはマニュアルと問い合わせの文まで)

LINEを使わない入居者
駐車場だけを借りている人、ご高齢の人、LINEを使っていない人もいます。LINEを必須にせず、電話と書面の窓口を残します。台帳に「LINEを使っているか」を書いておくと、お知らせを送るときに漏れがありません。
OWNER LINK の公式LINEの機能(登録の承認・注意と同意・AIの最初の返事・急ぎの引き継ぎ)は開発中です。2026年10月時点では使えません。台帳に「LINEの状態(なし・申請中・利用中)」を持つところまでは使えます。
よくある質問
公式LINEの友だち追加を、入居者だけに絞れますか?
友だち追加そのものは、だれでもできます。そのため、契約や家賃の話をする前に、管理会社が台帳と照らして本人を確かめる手順を入れます。
入居者全員にLINEを使ってもらう必要がありますか?
必要ありません。LINEは窓口を増やすためのもので、電話と書面の窓口も残します。
夜中にLINEで連絡が来たらどうしますか?
返事をする時間を最初に伝えておき、急ぎの言葉には自動で電話番号を案内します。火事やけがのときは119番を案内します。
- 友だち追加はだれでもできる。契約の話の前に、台帳と照らして本人を確かめる
- 急ぎは電話へ、AIは答えが決まっている質問の最初の返事まで
- LINEは必須にせず、電話と書面の窓口を残す


